おトイレみたいな

おトイレみたいなところです。たまに排泄していきます。(気まぐれ)

風になれるように

おっす、れーさんです。

自分でれーさんです、っていうの中々キツいです。でもこっちのが周知してもらってるのでしょうがないです。

 

表題の通り、tambi 幕下ろします。

解散って言葉、響き、カスだろ

なんか普通にこの言葉の響き、キレるわ

じゃあ解散すんなってキレてる方もいると思いますが

 

ということで、幕を下ろすことになりました。

 

 

何年やったのであろうか

と思い一番最初のグループのLINEを遡ってみたところ

 

2018/12/18にグループできてた

 

今年の12月で5年間やったことになるのです

 

5年ってすごいな、長いようでめちゃくちゃあっという間だったな

あっという間とは書くけど、振り返ってみると死ぬほど思い出ありました、新宿西口にあるちばちゃんで正式にバンド組むことが決まり、毎年夏はメンバーとパラ、たまちゃん、かいちゃん、もっちーと荒川の河川敷で朝まで花火して酒飲んでたり、少しずつライブハウスに慣れていって、コロナが流行って、思うように活動できなかった期間もあったけど、それなりにすごい楽しかった。

けいちゃん(オリジナルメンバー Ba)が学校の先生になることは決まってて、抜けることは分かっていたから一緒に先のこと考えてた。マッシュとたまたま対バンして、そこから加入する流れにもなって、そっから駆け抜けた。

正直、けいちゃんが先生になるからやめる、ってなったとき宇田川(以下、うだ)から「けいちゃんいなくなって、この3人じゃないならtambiじゃないと思うから、やめにしよう」って言われたとき、その気持ちも分かるし、いやでも寂しいしで次の日鉄板焼きを食いながら昼から飲んで話した。バンドは生き物であり、あくまでも、「人」と「人」同士で紡いでいるものだととても実感した。売れてないバンドも死ぬほど売れているバンドも、所詮「人」であることには変わらないんです。ここが、バンドの根幹であると思った。

話は戻るが、それでもtambi続けたいなと思ったんです。よくここで続ける選択肢をとった自分を讃えたい。普通にうだとバンドやりたかったし、それ以外で動いていくビジョンが当時は全く見えなかったから、「お前じゃなきゃだめ!続けんぞ!」、とそんな感じだった。

んでマッシュが入り、「最近きてるバンドってこういう感じで動いてますよ!」と初回のスタジオで紙に書いてきてくれたのめちゃくちゃ覚えてる。字も汚かったのもすげぇ覚えてる。

みんなも分かってる通り、彼すごくまっすぐなんですよ。猪突猛進。たまに猛進すぎて暴走しますが。。。やることはやる、ってタイプなので僕とうだの超真逆。なのでめちゃくちゃ刺激になり、マジで大感謝。そこからバンドに対する意識もかなり変わっていった。

そこから1stE.P.のリリースの仕方とか色々考えた。タワレコにも置いてもらえたし、なんならめちゃくちゃすごい展開もしてくれたし、店でも音源流れてるし、自分の曲が、tambiで作り上げてきたものが世に出される感覚、すごい感動した。

それで色々な方に知ってもらえたし、たくさんの人にであえた。ライブにも来てくれるようになった。

今振り返ると、いろんな場所で愛されていたとすごい思う。奢りとかではなく、いろんな場所、ライブハウスでいろんなことさせてもらった。駆け抜けた、マジで。

 

ここまで一気に思うがままに書いたので、文章も時系列もめちゃくちゃですが、自分でも何を書きたいのかよくわかってない。やっぱり心が事実をちゃんと飲み込めてないのかも。自分で決めたことですが。

 

かせも入ってリリースもして、グッズも新しくして、春にめちゃくちゃいいの出すぞーっていった矢先でしたから。不完全燃焼感。言い方悪いですが、事実、そこまでのバンドだったってわけ。

現に当時の勢いはもう無いだろうし、新宿のライブハウスの人には「年一でいいかな」とか言われる始末。渋谷では「なんか良さ無いよね」とか。そういったバンドとしての寿命というか、このメンバーでこのバンドでやれる限界が見えてしまった、っていうのも一部の理由にはなるかも。別にそんなこと言われるのは真っ当に僕らの責任なので一切の嫌悪感などは抱いてないです。

ここで言っていたのは、「バンド」として上に行くために、売れるために、の視点だと思ったのです。あくまで僕の感じ方、思考なので、ご意見反論は一切受け付けません。

ぼくがこの4.5年を通じて嬉しかったのは、今でも気にしてくれている人達がいること。仲間がいること。tambiそのものを評価してくれた、くれていた、くれている人達がいること、いたこと。

そこが僕の音楽に対する焦点だと思った。そりゃ大きいところも立ちたいし、お金だって欲しいし、と思う。でもそこが目標では無いと、自分で感じてしまった。ぼくの目標は、「忘れられない作品をつくる」ということ。だから日々生活の歌、暮らしの中の歌、そこで生まれた感情であったりを無意識ながら歌っていたんだと思う。バンドマン、みんなそうだとは思うんだけどね。そしてその先に、大きなステージが待っていればいいと思う。

「忘れられない作品」というのは、時の流れに根付き、聞いてくれる方の生活に根付き、あなたの血肉になればとさえ思う。そういうもの。

僕がこの先tambiでやりたかったことは、すごい簡潔にいうと、季節ごとに作品をだしていきたかった。

各季節にtambiがいて、それが暮らしの一部になればいいと思っていた。

解散発表して、いろんな声を見かけた。生活の一部になってた、っていう言葉をみて、届いていて良かったと本当に心から思った。

 

だから僕はやめれない。

こんな感じでやめれない。

ゆっくり休んじゃおうと正直思った。

けど、思ったよりも届いていた、と思った。

だから自分のやりたい形で音楽作り続けます。

勝手に皆様の言葉を受け取って勝手に解釈して恐縮ですが、そういった皆様の言葉がまた音楽をやろうという心にしてくれました。

 

季節に、日々に、暮らしに、通学路通勤路、その帰り道、そこに吹く風すらになれるような、そんな曲を残していきたい。

 

何度もいうけど、駆け抜けたと自分の中では思う。

これからは自分のペースで、ちゃんと作品に対する信念をもってやっていこうと思います。

曲も変わらず僕が作るし、テーマとしてはtambiと変わらないので、今まで好きだった方にもっと好きになってもらえるようなものを出していけるようになれればいいな〜

いきなりメタルとかやるわけではないから安心してね

 

とは言うものの、何も決まってないんですよね

どういった形で音楽をやるかも決めてないです

普通にバンドの形態ではやると思いますが!

 

一緒にやってやってもいいぜ!って方いましたらお声がけ頂けますと幸いです

みんなの周りにも教えてあげて〜

 

各々やることがあり、仕事もあり、アルバイトに明け暮れ、そんな生活がある中で、選択してやってくれる人がいいな〜と思います

 

とにかく、音楽から離れるわけではないのでご安心ください!

ただ作品に対してちゃんと準備したいので、そんな数ヶ月後に「やりますー!」とはいきませんが、つか解散発表してすぐそのテンションできてもウザいと思うので。

ゆっくり着実にやっていこうと。

そしてまた、全国に行けて、そこに住むあなたにまた会えればいいなと思うし、新しい出会いがあればいいと思う。

 

新しく生活が始まったり、受験がおわったり、環境が変わっていく中、ふと戻ってこれればいいなーって思います。待っててくれたら嬉しい。

 

最後に、

tambiメンバーをはじめ、様々な迷惑をかけ一緒に色々考えて悩んでくれた梅澤さん(近松店長、大バイブス)、ツネさんはじめ色々とサポートしてくださり気にかけてくださった近松の皆様、tambi結成初期から今日まで企画やらせてくれた芳賀さん(DaisyBar)、まじでパパみたいな温かさもって接してくれてレコ発もバーイベもやらせてくれた痛風持ちのちからさん(LUSH店長)とLUSHの皆様、色々な我儘をぶつけつつも想像超える最高なものを作りあげてくれていたtambiサンチームのみんな、いつも支えてくれている原(本当にいつもありがとう)、そして出会ってくれた貴方。

 

本当にありがとう。

 

間違いなく、僕の人生に彩りを与えてくれました。こんなに忙しく、駆け抜けられた日々を過ごせて、本当に幸せだった。

学生の時にこのバンドを始め、大学院生になり多忙になっても続け、今は社会人になっても遠征いったりライブもできた、リリースもできた。

それはみんながいたからです。頑張れた。

大変恐縮ながら、院生、社会人やりながらバンドもして尊敬してます、ってよく言われていました。ですが、それはそう言ってくれるくらい気にしてくれていた貴方がいたからに他なりません。

尊敬されるような人間じゃ無いです僕は。

適当だしだらしないし。けどここまでやれたのは紛れもなく、貴方達がいたからです。

人からかけてもらえる言葉の力って本当にすごいものです。よくやれたよ自分。

 

この力を現に体感してる自分から言わせていただきますと、

好きなバンド、作品、人にはちゃんと言葉をかけてあげてください。それが生きる糧になる可能性が非常に高いです。現にぼくがこの先もやろうと思った理由でもある。故に、躊躇わず、恥ずかしがらず伝えてください。その言葉が向かう先はバンドじゃなくても、友達、家族でもいい。ただ、あまりにも言葉の力は強いので、考え、責任持った言葉をかけてあげてください。そこはもう優しさだと思います。相手を思う愛だと思います。その責任を承知の上、躊躇わずに伝えることができたなら、その先にいる者はしっかりと応えてくれると思います。それが未来につながります。

良くも悪くも未来は自分で作れます。あれこれ、バンド解散のお気持ち発表の文だったのにベクトルがすごいとこ行ってる気がするどうしよう。最後に、とか書いときながら全然終わらないし。まあ、そんな感じ⭐️

 

 

tambi

 

忘れないでください。覚えていてください。

作品は残ります。大事にしてやってください。

12/27のライブをもって解散します。

それ以外にもライブはたくさんあるから

できればライブハウスに来て欲しい。面と向かって伝えたい。

 

こんな状態になって、たくさんの人たちに愛されていたんだなって気付けました。

 

また貴方の暮らし中で吹く風の香りになれるよう

戻ってきます。

 

ありがとうございました。

 

またね。